アルメニア人に対する謝罪キャンペーンに、共和国検察本部が捜査開始
2009年01月09日付 Radikal 紙
アンカラ共和国検察本部は識者らが主催する「アルメニア人に対する謝罪」キャンペーンに関して、「トルコ国家侮辱罪」に値するとして捜査を開始した。
アンカラ在住のハサン・ヒュセイン・サトゥル、サバハト・オズギュル、メフメト・イナル・コルブラン、ヒュセイン・エルドアン、セルダル・オルハネル、キュルシャット・カラジャベイは、共同申請にて、「アルメニア人に対する謝罪」キャンペーンの主催者、そしてキャンペーン通知書ヘの署名者がトルコ刑法301条に定められた国家侮辱罪を犯したとして処罰を求めて告発をおこなった。
申請書には「識者とされる人たちがインターネット上にwww.ozurdiliyoruz.com というサイトを立ち上げ、1915年の出来事(アルメニア人ジェノサイド)に関して、アルメニア人に対する謝罪キャンペーンを開始し、このために用意した文書に一般の人の署名を求め、この通知の文章に一部の人が承認のサインをした」と記されている。
サインを求めた文書には、「1915年にオスマン帝国のアルメニア人らが被った災禍に無関心でいること、そしてこれの否定を良心が受け入れない。この不正を拒否し、アルメニアの人々の気持ちや痛みを分かち合いながら、彼らに謝罪する」との表現が記載された。
(後略)
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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:15538 )