裁判官・検察官協会、エルゲネコン捜査に反発
2009年01月12日付 Yeni Safak 紙

裁判官・検察官協会オメル・ファルク・エミナオール会長は、ゼケルヤ・オズを初めとするエルゲネコン捜査の検察関係者の捜査権限停止のために裁判官・検察官高等委員会に申請をおこなった。申請を受けてイスタンブル検察アイクト・ジェンギズ検事長と検事長補トゥラン・チョラクカドゥは、本日アンカラに呼ばれた。エルゲネコン捜査を行う検察官への圧力は尽きない。野党の共和人民党党首デニズ・バイカルがこの捜査に圧力をかける一方、他の方面からも検察官に対して圧力がかけられている。裁判官・検察官協会もエルゲネコン捜査の検察官に対して圧力をかけている。裁判官・検察官協会会長で最高裁検事のオメル・ファルク・エミナオールは、エルゲネコン捜査に対して最初から反感を示していた。エミナオールは、エルゲネコン捜査の中で最高裁名誉長官サビフ・カナドオールの家で捜索が行われている間、現場を訪れ捜索に反感を示した。エミナオールは、捜索が家の中で続いているとき、カナドオールの家の前で行なった会見で「クーデターの裁判を想起させる試みを慎みなさい。法の優越性に対する攻撃を再び法は防ぐだろう。このことを知りなさい」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:15554 )