参謀本部、クルジャ元ジャンダルマ大佐の自殺について、「裁判なしの処刑」と警告
2009年01月21日付 Milliyet 紙
http://i.milliyet.com.tr/HaberAnaResmi/2009/01/21/fft17_mf167703.Jpeg
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参謀本部のインターネットサイトに掲載された声明では、「権限をもつ責任官庁が、発言ではなく、必要な措置をとる時期にあります」と述べられた。

クルジャ元ジャンダルマ大佐の葬儀の前に参謀本部が発表した厳しい内容の声明では、罪に陥れるような記事を掲載した報道機関を警告し、「権限をもつ責任官庁が、発言ではなく必要な措置をとる時期にあります」と述べられた。

参謀本部はインターネットサイトで一昨日、クルジャに関し、一部の新聞に掲載された報道に関して、短い覚書きを載せた。

2つの項目からなる声明の第1項目には、「最近、一部の報道機関でいわゆる自白者の証言に依拠し、1998年4月10日にアンタリヤのセリキで発生したテロリストとの衝突で要介護の身障者となった退役軍人アブデュルケリム・クルジャ元ジャンダルマ大佐を、罪に陥れるような報道がなされました。昨日(20日)、クルジャは自宅で自殺を図り、死亡したことが分かりました」と述べられた。
第2項目は、次のような厳しい警告となった。
「2009年1月16日の週間記者会見で明らかにされたように、裁判中に責任ある行動をとり配慮すべき人たちが注意を払うどころか、個人や団体を司法判断をまたずして処刑し、有罪としていることは、基本的人権に反すると同時に、法的・倫理的規則にもそぐいません。権限をもつ責任官庁と常識あるメディアが、自分たちが担う責務を遂行するため、発言ではなく必要な措置をとる時期に既に来ているのです」

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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:15621 )