ガザ停戦案をめぐりエジプト・フランスが2度目の協議
2009年01月07日付 Al-Ahram 紙

■ ガザ攻撃をめぐり、24時間で2度目となるエジプト・フランス首脳会談
■ シャルム・シェイフでのムバーラク・サルコジ会談で1.戦闘の即時停止、2. 停戦実現、3. 支援物資搬入の保証、4. 和平プロセスの再開が話し合われる

2009年01月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【シャルム・シェイフ:ムフタール・シャイーブ】

ガザ地区のパレスチナ人に対するイスラエルの攻撃停止に向けたエジプトの迅速な取り組みの一環として、ホスニー・ムバーラク大統領とフランスのニコラ・サルコジ大統領は昨夜、シャルム・シェイフにて、24時間で2度目となる重要政治会談を行った。

首脳会談ではイスラエルのガザ地区攻撃停止、イスラエル・パレスチナ双方の完全停戦、ガザ地区での停戦実現、パレスチナ国民の苦痛軽減に向けた努力が焦点となった。

二者間で開始されたこの首脳会談では、国際的・地域的取り組みや種々の停戦案、特にパレスチナでの停戦実現と即時戦闘停止、停戦実現後のパレスチナ・イスラエル間和平プロセス再開に向けたエジプト・フランス停戦案が話し合われ、さらにはガザ地区のパレスチナ住民へあらゆる種類の支援・援助物資を搬入するために可能な手段についても議論された。

その後両首脳の協議は拡大会合でも続けられ、(エジプト側から)アフマド・ナズィーフ首相、ムフィード・シハーブ法律問題・議会担当相、アナス・アル=ファキー情報相、ウマル・スレイマーン情報長官、ザカリヤ・アズミー官房長官、スレイマーン・アウワード大統領府報道官が出席、フランス側からはジャン・フェリックス在カイロフランス大使、エドワード・ギヨ大統領特別参謀総長、ジャン・ダヴィッド外交顧問、ボリス・ブワルン大統領府北アフリカ・中東問題担当局技術顧問、パトリス・ペオリ外務省北アフリカ・中東局長が出席した。

ムバーラク大統領はフランス大統領と同行の代表団に敬意を表して晩餐会を開催した。同会には両国の代表が出席したほか、ハビエル・ソラナEU外交・安全保障政策上級代表が出席した。

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( 翻訳者:梶田知子 )
( 記事ID:15627 )