シャーヒン法相、議会にエルゲネコン捜査委員会設立を望む共和人民党に、憲法第138条を提示
2009年01月22日付 Yeni Safak 紙

メフメト・アリ・シャーヒン法務大臣は、議会にエルゲネコン捜査に関する調査委員会の設立を求めた共和人民党(CHP)に対し、憲法の第138条を提示した。

メフメト・アリ・シャーヒン法務大臣は、エルゲネコン捜査に関する調査委員会の設立を求める共和人民党を厳しく批判し、「でたらめなことを言わないでほしい」と述べた。

オランダ法務大臣の招待でオランダを訪問したシャーヒン法相は、出発前にアタテュルク国際空港で記者団の質問に答えた。

シャーヒン法相は、議会にエルゲネコン捜査に関する調査委員会の設立を呼びかけたデニズ・バイカル共和人民党党首に返答し、司法の手にゆだねられた問題は立法機関で審議することはできないと述べた。同法相は、「憲法の第138条を読むと、このような行動の必要性が全くないと思います。また、現在エルゲネコン訴訟は司法の手に委ねられており、裁判が進行中であることを指摘しておきたい」と述べた。

■でたらめ

シャーヒン法相は「いつも繰り返してきた一文をもう一度言わなければなりません。トルコの司法、裁判官、検察官は、法が与えた範囲内で与えられた任務を大変注意深く遂行しています。どうかでたらめなことを言わないでください。司法に干渉しないように。司法、裁判を審議する裁判官、そして検察官は、これまで行ってきたことが何であり、今後何をすべきなのかを知っています。皆さんは他人を干渉せず、自分の仕事をしていなさい」と語った。

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( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:15632 )