有権者の政党支持率、前回の総選挙以後、大きな変化なし
2009年01月23日付 Yeni Safak 紙
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ゲナルによって行われた調査で、各政党の7月22日の選挙での得票率が変化していないことがわかった。アンケートでは、公正発展党(AKP)は47.5%、共和人民党(CHP)は23%、民族主義者行動党(MHP)は13.7%の票を獲得することが予想されている。地方選挙で公正発展党と共和人民党が票を増やす一方、民族主義者行動党をはじめとする他の政党は得票率に若干の低下が見られた。調査によれば、EUへの支持は増加した。
ゲナル調査会社によって行われた調査で、7月22日の選挙以来、国民の政治的傾向に大きな変化はないことがわかった。調査に参加した人のうち45.3%が公正発展党、21.4%が共和人民党、13.7%が民族主義者行動党に投票すると回答した。他政党の得票率は民主市民党(DTP)が6.4%、民主党(DP)が3%、至福党(SP)が2.9&、青年党(GP)が2.3%、その他が5.1%となり若干の低下が見られる。回答者が地方選挙で投票する予定の政党は次の通りとなった。公正発展党47.5%、共和人民党23.1%、民族主義者行動党12.5%、民主市民党4.9%、至福党2.7%、民主党2.3%、青年党1.8%、その他5.1%。
■EUへの支持率増加
調査によれば、回答者の65.9%がトルコのEU加盟交渉を支持する一方、EUに反対する人の割合は34.1%だった。
共和人民党のスカーフ解禁には回答者のうちわずか35.8%が支持を示し、64.2%が否定的な見方を示した。
調査では、政権および一部野党の最近3ヶ月間の成果についての質問もあった。回答者のうち57.6%が公正発展党の成果を成功と見る一方、共和人民党の野党第一党としての成果を成功と見る人の割合は29.3%、民族主義者行動党及び民主市民党の野党としての成果を成功と見る人の割合は、それぞれ27.1%、12.4%となった。
調査は1月9日から19日にかけてイスタンブル、アンカラ、イズミル、ブルサ、コンヤ、アダナ、サムスン、トラブゾン、ディヤルバクル、ガズィアンテプ、テキルダー、エルズルム、マラトゥヤで1903人に対し対面式で行われた。
■悩みを共有してくれるのはエルドアン
人間は悩みや困難を共有してくれる人を求めることがあるが、回答者に、自分がそうした状態である場合に、タイイプ・エルドアン、デニズ・バイカル、デヴレト・バフチェリの3名であれば誰がよく自分たちのことを理解し、悩みを共有してくれると思うか聞いたところ、1位は43.9%でタイイプ・エルドアン、2位は14.4%でデニズ・バイカル、3位は13.7%でデヴレト・バフチェリだった。回答者のうち26.6%はこの3名のうち自分を理解し悩みを共有してくれる人はいないため、悩みを打ち明けることはないと答えた。3名の名前のみで分析した場合、タイイプ・エルドアンは61%、デニズ・バイカルは20%、デヴレト・バフチェリは19%に上昇する。
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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:15643 )