ガザへの武器密輸はイスラエル側で行われているとエジプトが主張
2009年01月23日付 Al-Ahram 紙

■ パレスチナ人に対する武器密輸は、イスラエル国内から行われている証拠がある

2009年01月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

国家人権評議会のムフリス・クトゥブ事務局長は、イスラエル占領下のパレスチナ人にもたらされている武器の大部分は、イスラエル国籍を持つ人々によって持ち込まれていることを示す証拠や文書、自白をエジプトは有していると強調した。武器の売買や秘密取引といったあらゆる行為はイスラエル国内で行われており、さらにはイスラエル占領軍の武器庫からの横流しも行われていると指摘した。

クトゥブ氏はまた、エジプトはどのような状況においても武器の密輸にエジプト国境が利用されることを許してこなかったと述べた。さらに、「エジプト国境付近で電子機器、あるいは人員による監視を行うための治安協定を締結しようとしているアメリカとイスラエルの試みをエジプトは拒否する。なぜならそのようなことは、アラブおよびエジプトの国家安全保障上の要請と合致しないからだ」と述べた。

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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:15645 )