都市ガス、10%値下げ
2009年01月31日付 Hurriyet 紙

BOTAŞ(国営石油ガス・パイプライン輸送公社)が明日2月1日から都市ガス料金を値下げすることが見込まれている。

エネルギー天然資源省は2月に都市ガス料金を値下げする予定である。同省は都市ガス料金の約10%の値下げを計画している。政府がこの値下げ率を承認すれば、明日から利用者は10%割引料金でガスを使用することができるようになる。国営石油ガス・パイプライン輸送公社は、石油価格が著しく下落した2008年11月に都市ガス料金を22%値上げして利用者から反発を買ったが、2月以降、都市ガス料金を下げる準備をしている。BOTAŞとエネルギー天然資源省の関係者らが、都市ガス料金値下げの方策に関する協議を続けているとの情報がある。関係者らは、2月1日に都市ガス料金を10%のレベルで下げることは可能であるが、明確な下げ幅は、原価ベースシステムによる計算が行われる本日(31日)明らかになると述べている。

■石油と為替レート
外国為替レートの下落と、原油価格が40-50ドルのレベルでの推移が今回の値下げの動きに影響している。 BOTAŞは輸入した都市ガス代金を米ドルで支払うが、利用者には新トルコリラで販売している。このため、外国為替レートの値動きは都市ガスの販売価格に直接影響する。最近、ドルに対する新トルコリラの為替レートが一定の水準を保っていることと、都市ガス料金を算定する際に参照される石油価格における著しい下落が、今回の都市ガス料金値下げにつながった。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:15696 )