NATO加盟10ヶ国がガザ地区への武器密輸防止策について協議
2009年02月06日付 Al-Nahar 紙

■ NATO加盟10ヶ国代表がデンマークでガザへの武器密輸禁止の方策に合意

2009年02月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【ロイター】

 各国の専門家は昨日、ガザへの非合法な手段による武器密輸を禁止するための方策に合意し、「政治的行動に向けた基礎を定めるために、1ヶ月以内に改めて集まる」と述べた。

 デンマークのマイケル・ゼルマー・ジョーンズ外務次官は記者会見で、「専門家による提言は、武器密輸禁止の方法に関する会議に代表者を参加させた10ヶ国がとる政治的決定の基礎となるだろう」との見通しを示した。

 デンマークが主催したこのワークショップには、アメリカ合衆国やカナダ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、イギリスの外交官や専門家が参加した。イスラエルもオブザーバーとして会議に参加したが、ゼルマー・ジョーンズ次官は「エジプトとパレスチナの専門家は参加を拒否した」と語った。

 また、西洋のある外交官は、「NATO加盟国である10ヶ国はいくつかの点で合意し、3月初めにイギリスで行われる次の会合で、公的文書の調印か行動計画の策定に至ることを希望している」と述べ、「我々はまだそれを承認する準備はできていないが、数週間のうちにロンドンで集まり、我々の望む行動に関する合意文書の作成に至ることを希望している」と続けた。また、「大多数の諸国の代表は、ガザへの武器の到達を効果的に防止するために、海軍を使用する必要性に合意したが、いくつかの国は軍事力の行使に反対した」と明らかにした。

 会議は2日間続き、政治的決定は何ら成立しなかったが、エジプト・ガザ間の地下トンネルを通じた密輸よりも、武器の送り出し場所から紅海を通してガザに到る武器流入ルートについて集中的な協議が行われた。

 また、同外交官は、「会議の参加者は、ガザへの非合法的な武器の流入を制限するために、情報収集や外交活動において協力する必要があることなど複数の点で合意した」と述べた。

 そして、いくつかの国は、ガザ沿岸の国際水域での軍事行動や法の執行を行う法的権限に懐疑的だが、その他のいくつかの国は海軍の使用に賛成している。同外交官は、「我々の複数の国がこの[武器密輸防止の]努力において、ガザ沿岸水域での軍事力行使を模索しているが、法的な権限について明確にせねばならない」と述べた。

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( 翻訳者:松原翔 )
( 記事ID:15766 )