イムラル刑務所で服役中のテロ組織PKKのリーダー、オジャランが識者らに書簡
2009年02月17日付 Milliyet 紙

イムラル刑務所において服役中の、テロ組織クルド労働者党(PKK)のリーダーであるアブドゥッラー・オジャランは、弁護士団を通じて識者たちに書簡を送った。

オジャランは書簡のなかで、クルド問題の解決のために、識者と作家達が結集して、「ひとつ屋根の政党」を設立することを提案した。

オジャランの弁護を務めるアスルン法律事務所が16日、メディアに対して送った2009年2月11日付の文書には、「識者たちへ私からの手紙」 という見出しがついている。書簡でオジャランは、エルゲネゴン組織が迷宮入りした殺人事件に関与していると主張し、「私をエルゲネゴン事件と関係付ける主張は、完全なる名誉棄損を目的とする知略です。検事が私のところに来たら、これらの問題について私にも知っていることがあります」と話した。

アブドゥッラー・オジャランは、書簡の中で次のように続けた。

■「根本的な解決」

「トルコが、民主的自由の実現を謳う民主的共和制の基盤に立って、クルド問題を解決してこの問題から救われ、強力化し、そして民主主義を先導する当該地域のパワーとなることを望みます」

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:15815 )