キュタフヤ県で震度5の地震発生 心臓麻痺で1人死亡 建物にはヒビ
2009年02月18日付 Milliyet 紙
キュタフヤ県のスィマヴ郡で2月17日朝、震度5の地震があり、1人が心臓麻痺で死亡、2人が負傷した。郡内では何百もの建物でヒビが入った。
キュタフヤ県のスィマヴ郡で17日朝、震度5の地震があった。地震で、いくつかの建物の壁が割れたほか、窓ガラスが砕け、煙突が倒れた。このパニックで2人が負傷した。また、心臓麻痺を起こした1人の女性が亡くなった。郡内の小中学校はこの日休校となった。余震が続くこの地域は第1級の地震帯に位置しているとする専門家は、住民に注意するよう求めた。
ボアズィチ大学カンディルリ観測所地震研究所によると、17日午前7時28分に震源の深さ6.5キロでおきた地震は、周辺の県や郡と共にブルサやヤロヴァの周辺まで感じられた。震動はイスタンブルのいくつかの郡でも感じられたことも明らかにされた。
■ 建物にはヒビが
降雪にみまわれていた郡では、住民たちがパニックで外に飛び出し、家族と屋外に出たオズジャン・アラスルくん(6)は屋根から落ちてきた瓦で頭にけがをした。窓から飛びだしたメフメト・アキフ・オナルさん(20)は腕を折った。隣接するシャプハネ郡のカラマンジャ市では心臓麻痺を起こし、スィマヴへ運ばれたナズィフェ・チェリキさん(38)が亡くなった。スィマヴ郡長で公正発展党のルザー・オズデミル氏は、約1万3千の住宅がある郡で、何百もの建物にヒビが入ったと話した。
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( 翻訳者:牧 史織 )
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