パイロットの死亡原因が明らかに -トルコ航空墜落事故で
2009年02月26日付 Yeni Safak 紙
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25日、オランダのアムステルダムで大惨事となったトルコ航空機「テキルダー」のコックピットにいたパイロット達の死因が明らかになった。
トルコ航空のボーイング737-800型旅客機は、乗客125名、乗務員7名を乗せてオランダのスキポール空港に着陸体制に入った際、まだ特定されていない理由で大惨事を引き起こした。
大惨事を起こしたのはTK1951便で、3名のパイロットを含む9名の死亡が発表されていた。また入手された情報によると、機体からパイロットらを運び出したことで、死亡原因も明らかになった。
オランダ当局による発表では、墜落の衝撃によりコックピットにいたパイロットが座っていた座席の後方部分にあるキャビンがパイロットを押しつぶし、挟まれた結果、圧迫死したことが明らかにされた。
さらにはオランダ政府調査安全委員会のピーター・ファン・ヴォレンホヴェン委員長は、このような強い衝撃で起こった墜落で押しつぶされたコックピット内のパイロットは、内部が非常に狭いことから、助かる見込みが非常に低いと述べた。パイロットらはコックピットから運び出されたものの、いまだ身元の確認は行われていないことも明らかにされた。
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( 翻訳者:湯澤芙美 )
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