■本日、アッバース大統領が和平交渉をめぐる協議のためスウェーデンに
2009年02月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面
【ストックホルム:アブドゥッラフマーン・アル=サイイド】
本日、パレスチナのマフムード・アッバース大統領はスウェーデンの要人たちと会談を行う。スウェーデンのカール・グスタフ国王がアッバース大統領を出迎えることが予定されており、アッバース大統領はフレデリック・ラインフェルト首相およびカール・ビルト外相と、イスラエルとの和平交渉におけるパレスチナ側の立場を明らかにするため、協議を行う。
この一連の協議は、スウェーデンが来る6月末に欧州連合(EU)の理事会議長国になる準備がなされる中で行われる。
SIDAの名で知られる開発分野のスウェーデン国際協力機関が発行する年間報告書によると、スウェーデンは西岸地区とガザ地区に対して年季の経済支援を行っており、一昨年にはその額が4,400万ドルにのぼっている。
スウェーデンは、イスラエル高官たちが言うところの「イスラエルに敵対的な環境」が広まっている事態について、イスラエル側からの批判にさらされている。同国ではこれまでに、イスラエルによる先のガザ攻撃に抗議するデモが複数行われている。
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( 翻訳者:鈴木啓之 )
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