トルコ・グルジア自由貿易協定、国間貿易を拡大
2009年03月13日付 Zaman 紙

東黒海輸出同盟(DKİB)のアフメト・ハムディ・ギョルドアン会長は、トルコとグルジアの間で調印された自由貿易協定により二国間の貿易は更なる発展が期待できると語った。

2008年11月1日にトルコとグルジアの間で調印された自由貿易協定の枠内で新たに整備された内容に関して、関税局と貿易庁(DTM)の関係者によって企業経営者らに向けた説明会が実施された。東黒海輸出同盟のアフメト・ハムディ・ギョルドアン会長は、商工会議所で行われたセミナーの開会式で協定が二国間の貿易関係を更に発展させると信じていると述べた。

ギョルドアン会長は、新たな協定の施行によって時に問題が生じているものの、そうした問題は乗り越えられるだろうとし、世界を取り巻く経済危機状況の中でこの協定が国と地域経済に活気をもたらすことを期待すると述べた。

貿易庁(DTM)EU総局のフェリドゥン・バシェル局長も協定による変更点に関して企業経営者らに説明した。バシェル局長は、協定により両国が互いに相手国の市場に非常に参入しやすくなったと強調した。

バシェル局長は、工業製品に関しては、両国が外国貿易時に課してきた関税をなくすとしたが、農産物については完全な自由化は実施せず、一部の例外的な農産物においては制約が課されると述べた。またバシェル局長は、協定により両国の相手国におけるマーケットシェアの拡大が確保され、両国間の相互貿易は秩序だった整備されたものとなったと付言した。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:15987 )