DTP副党首エミネ・アイナ「クルド人なら民主市民党に投票を」
2009年03月14日付 Radikal 紙
民主市民党(DTP)のエミネ・アイナ副党首はシュルナク県イディル郡で党が行った集会でスピーチを行い、ついにクルド人たちが民族的に結束する時がきたこと、DTPが東南地方以外の、1人でもクルドがいるあらゆる場所に行ったと述べた。
アイナ副党首は、「30年を経て、クルド人の自由を求める運動がこの段階に到達してから、誰かがどこかの政治活動(政党)に加わり、『私はクルド人だ』といって票を求めてはいけない。なぜならクルド人であることの基準はもはやDTPであるからである。クルド人たちは政治舞台のゴミ捨て場に公正発展党(AKP)の場所も確保してある」と述べた。
イディルのヒュキュメト通りにあるDTP郡支部の前で約5000人が参加した集会で、エミネ・アイナDTPマルディン県選出議員、ハースィプ・カプランDTPシュルナク県選出議員、セヴァヒル・バユンドゥルDTPシュルナク県選出議員は、群集とともに両手を広げて「AKPの魂」に対して(コーランの)開扉章を朗誦した。集会で話したDTPのエミネ・アイナ副党首は、シュルナク、ディヤルバクル、またはハッキャーリだけでなく1人でもクルド人が住む全ての場所に行ったと述べ、次のように続けた。
「2004年の選挙で私たちは社会民主主義的な性格を有することから社会民主主義人民党(SHP)にチャンスを与え、『問題をともに解決しよう、われわれの問題は深刻なものである』と述べた。SHPは『平和を構築しよう』と話した。私たちはともに選挙に臨み、失望した。当時SHPの党首であったムラト・カラヤルチュン氏は自身の意図を率直に述べている。即ち『私たちは彼等(DTP)を自分たちの路線に取り込もうとして、一緒になった』と。私たちのスローガンは次のようなものである。望みがあるのも解決策があるのもただ一箇所、それはDTPである。85年の間にトルコ共和国では多くの政党が作られた。タンス・チルレル元首相、メスート・ユルマズ元首相等は今日、政治史のゴミ箱の中だ。共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)、民主左派党(DSP)、祖国党(ANAP)はどこだ?全てクルド人が政治史のゴミ捨て場に送り込んでやった。今日もはや、人々は政治史のゴミ捨て場に自分たちを欺く政治を行ったAKPの場所を確保してある。私たちは3月30日の朝皆で彼らの背後から開扉章を読むだろう」
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:15996 )