TVスターMehmet Ali Erbil、生放送でAKP批判
2009年03月17日付 Hurriyet 紙
TVスターのメフメト・アリ・エルビルが、16日夜にFoxTVで生放送された番組「チャルクフェレキ」でAKP公正発展党(AKP)を批判した。
以下、番組での彼の発言である。
「週末のことを話させてもらうと…ブルサへ行ってウル・ダー(山)に登ったよ。そして、例のあれ…高速フェリーイスタンブル海上バス(İDO)に乗ったんだ。İDOは与党(AKP)が持ってるから、船内で与党寄りのチャンネル24しか流してないんだ。それもちゃっかりと流す機会を得てるわけさ、有り得ない!チャンネル24だけなんて!TRTなら納得するんだけど。彼らはTRTも型にはめたようだ。TRTっていうのは、誰でも見られる…ほら、チャンネルDとは違うし、わからないけど、ほら、メジャーな局でもない、よく視聴されるチャンネルなんだよ!有り得ないよ、時の与党によって、チャンネルも決まってるなんて」
■ みんなが言えるわけじゃない
「それに、乗ったフェリーは17時半に発つ予定だったのに、İDOが選挙カーを20分待って、遅れて出航した。20分間、AKPの選挙カーを待ったんだ。それで出航が遅れたんだぞ!やつらは多元的民主主義者じゃなかったのか?人権擁護者だったはずなのに、自分たちのこととなると手心を加えるんだ。果たしてMHP(野党・民族主義者行動党 )の選挙カーを待っただろうか?待ったかどうか皆さんにお聞きしたい。あーあ、こんなのはちっぽけな事だけど、胃がムカムカするような事なんですよ、皆さん。単独政党の時代に逆戻りか?いやあ、皆さんがこうして子羊みたいに大人しくしてると間違いなく戻るね!こういう事だって、みんなが言えるわけじゃない。つまり少 しばかり圧力があるんだ、圧力だよ、圧力!しかし我々は自分のことをわきまえている。法に敬意を払っている。神を畏れている。大事なのは皆がこの気持ちを持つことだ。法に敬意を払ってください。他者の人権に敬意を払ってください。でも、残念ながら…ほら、この国を受難の日々が待ち受けている。」
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( 翻訳者:川原田喜子 )
( 記事ID:16015 )