カイロ協議、ハマースとイスラエルの捕虜交換取引で進展か
2009年03月16日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ パレスチナ新政府がPLOの締結した諸協定を「尊重する」か「遵守する」かをめぐり ハマースとファタハの間に意見の相違
■ エジプト、捕虜交換取引問題決着のため、マシュアル氏のエジプト訪問を即時要請
■ 2010年初めのパレスチナ選挙実施で原則合意

2009年03月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【カイロ:アシュラフ・アル=ハウル】

 カイロでは昨日、集中的な交渉が行われた。イスラエルとの捕虜交換問題では進展が見られたものの、パレスチナ内部対話では、特にパレスチナ新政府に関して未だに意見の相違が続いている。

 イスラエルのテレビ局は昨夜、「エジプトは、イスラエルとの捕虜交換問題について決着をつけるため、ハマースのハーリド・マシュアル政治局長にカイロ訪問を呼びかけた」と伝えた。

 同テレビは、「ここ数時間で捕虜交換取引問題の決着に至る動きが加速する兆候が見られる中、これからの24時間は拘束されているイスラエル兵ギラード・シャリットの解放取引の成否にとって決定的なものになる見込みだ」と報道した。

(後略)

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( 翻訳者:桑山沙央里 )
( 記事ID:16023 )