エルドアン首相、バフチェリ民族主義者行動党党首を名誉毀損で告発
2009年03月24日付 Zaman 紙

エルドアン首相は、各地の集会で行った演説で「人権を侵害した」として、民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首に対し、25万トルコリラ(約1470万円)の慰謝料を求め、訴訟を起こした。
エルドアン首相の弁護士を務めるムアッメル・ジェマルオール氏とファーティフ・シャーヒン氏によっておこされた訴訟の訴状では、バフチェリ党首が3月14日にカイセリでの集会で行った演説と3月18日にネヴシェヒルでの集会で行った演説が取り上げられた。訴状では、「バフチェリ党首がエルドアン首相を;『すべての選挙期間において、トルコ国軍に対して攻撃、軽蔑、侮辱、非難の言葉によって中傷しようとした』と非難したことが明示され、これらは法秩序が庇護しえない程に重く、不当な攻撃であった」と記された。訴状では、バフチェリ党首がアフヨンカラヒサル、エルズルム、イスタンブル、アクサライ、ブルサ、アダナで行った演説にも詳細に言及され、「エルドアン首相は、違法なやり方で内外の勢力から支援を得て、見えないところで黒い関係を築いているとして、首相であることによって不当にそして法に反する形で非難された。このようにして人権が侵害された」と主張されている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:16058 )