■ アラブ全面和解と和平プロセス再開についてムバーラク大統領とカーブース国王が協議
■ マスカトでのムバーラク大統領に対する大衆的かつ公式な歓迎ぶりは、両国関係の深さを反映
2009年03月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【マスカト:中東通信社(MENA)】
アラブ諸国の首脳と行っている継続協議の一環として、ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、オマーンを公式訪問した。二日間にわたってオマーンのスルタン、カーブース・ブン・サイードと、アラブ世界と地域における様々な現状について会談する。
ムバーラク大統領とカーブース国王は昨日午後、すでに首脳会談を行い、両国間の相互協力を協議しただけでなく、アラブおよび国際社会における最新情勢を検討した。
ムバーラク大統領がオマーンに到着した際には盛大な大衆的かつ公式の歓迎式典が行われ、カーブース国王も民族音楽が鳴り響く中、騎馬隊に取り囲まれた車に乗って、ムバーラク大統領に同行した。この厚遇はムバーラク大統領とカーブース国王の親密さを示すとともに、ムバーラク大統領がオマーン人民とカーブース国王、国家高官らから得ている敬意と親愛を反映している。ムバーラク大統領が王の一族、大臣、大使ら、出迎えに来た大物たちと握手する間、エジプトとオマーンの国歌が演奏された。
昨晩にはムバーラク大統領とその随行団に敬意を表し、カーブース国王による公式晩餐会がアラム・アーミル宮殿の広間で催された。オマーン通信社によると、この晩餐会には国家評議会と諮問評議会の両議長、閣僚、参事官、軍高官、王国の外交顧問らが出席した。
(後略)
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:松屋直子 )
( 記事ID:16063 )