「次はアタテュルク廟の捜査だろう」―CHPからエルゲネコン批判
2009年04月13日付 Radikal 紙
共和人民党(CHP)イズミル選出の国会議員であるジャナン・アルトマン氏は、エルゲネコン捜査の一環でおこなわれた第12波の捜査に厳しい反発を示した。
共和人民党イズミル選出の国会議員であるジャナン・アルトマン氏は、エルゲネコン捜査の一環でおこなわれた第12波の捜査に厳しい反応を示した。アルトマン氏は、エルゲネコン捜査の詭弁は、完全にアタテュルク主義、世俗主義、現代主義、祖国愛の人々、共和国のミーティングを行った人々、また公正発展党(AKP)の反対派を罰する手段に変わった」と述べた。
アルトマン氏は、エルゲネコン捜査が世俗的・民主的な共和国にリターンマッチを行うという目標を追究した政治的裁判であると主張し、「今後捜査の標的はきっとアタテュルク廟になるだろう」と述べた。アルトマン氏は文面での説明でもってエルゲネコン捜査の一環である第12波の捜査を評価付けした。アルメニアとの国境解放を試みる政府に対する国民の怒りを、政府は新しいエルゲネコン捜査により隠し、目標を惑わそうとしているとして、以下のように述べた:
「エルゲネコン捜査の詭弁は、完全にアタテュルク主義、世俗主義、現代主義、祖国愛の人々、共和国のミーティングを行った人々、そして公正発展党の反対派を罰する手段になった。最近の捜査で拘束された人々は生涯を国と国民のために費やした。国民に尽くしたこうした人々が国家に対しクーデターを起こす準備をすすめていたという主張は、子供でさえ信じまい。完全に世俗的・民主的な共和国にリターンマッチをするという目標を追究する政治的裁判において、今後の捜査の標的はきっとアタテュルク廟になるだろう。一部の人物が大統領官邸で名誉来賓としてもてなされる一方で、現代主義、世俗的民主主義を実施するという目標のため尽くした人々がクーデター企図者と告発され拘置所に閉じ込める事は我々の心を痛める。国民として民主的、世俗的、法治国家を失いたくないなら、我々へ帰せられたことを認めず、我々の反発が理解され、聞き入られる状態に持っていかなければならない。」
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( 翻訳者:白石百合子 )
( 記事ID:16205 )