エルゲネコン捜査で拘留中のバシュケント大学学長、心臓発作
2009年04月17日付 Milliyet 紙
エルゲネコン捜査で抑留されたバシュケント大学のメフメト・ハベラル学長は、心臓発作をおこし搬送先のハセキ病院の心臓科で集中治療を受けていると伝えられた。
ANKA通信がメフメト・ハベラル教授の弁護士から入手した情報によれば、ハベラル教授は月曜日(13日)から今日(17日)まで拘留されており、15時間の警察の尋問と同時に検察局で5時間の審問に答えていた。教授には疲労の様子が見られ、朝、裁判所で体調が悪化した。
このため弁護士らは裁判所から何度も救急車を要請した。裁判所に到着した救急車の救急隊員はそこでハベラル教授に処置を行った。健康状態が回復したのでハベラル教授はメトリス刑務所に送られた。毎日服用しなければならない常時服用薬を飲むことができなかったと伝えられたハベラル教授の容態は再び悪化した。
救急車が到着しハベラル教授はバイラムパシャ国立病院に搬送された。ここで応急処置と検査に続いて、ハベラル教授の心臓で心音の乱れが確認された。 バイラムパシャ国立病院には心臓科がないため、ハベラル教授はその後、イスタンブル大学ハセキ病院の心臓科に搬送された。ここですぐさま処置が取られ、検査の結果心臓発作が確認されたハベラル教授は集中治療室に運ばれた。ハベラル教授は現在のところ集中治療室で治療を継続している。
ハベラル教授を目にした人によれば、教授は病院に軍警察が同行の上、担架で運ばれた。また顔色は白かった。ハベラル教授が搬送された集中治療室がある病棟は軍警察が完全に閉鎖した。この病棟への出入りは禁じられた。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:16234 )