ノウルーズ休暇に前代未聞の大量のヘロイン、発見される
2009年04月07日付 Jam-e Jam 紙
【事件部】首都テヘラン麻薬取締り警察長官は「死の商人」一味を逮捕したことを明らかにした上で、彼らからノウルーズ休暇中に1453kgの麻薬が発見されたと述べた。
《ジャーメ・ジャム》の報道によると、首都テヘラン麻薬取締り警察長官のセイエド・ジャヴァード・キャシュフィー大佐はこのように指摘した上で、会見で記者団に以下のように述べた。「ノウルーズ休暇中に大量の麻薬がテヘランに運ばれるとの情報が首都テヘラン麻薬取締り警察の捜査官らにもたらされたことを受け、特別作戦チームがテヘランに通じる街道を監視していたところ、ファルヴァルディーン月9日〔西暦3月29日〕コンテナを輸送していた1台のトレーラーを停車させた。最初の段階でこのコンテナの異常に気付いた隊員らは、コンテナ内部に巧妙に隠されていた547包の純ヘロイン582kg、197包のクラック(濃縮ヘロイン〔※濃縮コカインの誤りと思われる〕)211kg、アヘン660kgを含む1453kgの麻薬を発見することに成功した」。
首都テヘラン麻薬取締り警察長官はまた、「この作戦の第一段階でまず2人を逮捕した。またその後麻薬を積んだトレーラーを先導していた別の2人を追跡、カーチェースの末、容疑者の車が転倒し、この2人も逮捕された。車両を捜索したところ、拳銃一丁を発見・押収した」と述べた。
キャシュフィー大佐はその上で、「ノウルーズ休暇中のこのような発見は、同種のものとしては前代未聞である。密売業者は、休暇中、警察は幹線道路の監視を行っていないだろうと考えて、国内東部の町からテヘランへ向けてこれほどまでの麻薬の運搬に手を染めたようだが、〔もくろみは外れて〕結局彼らも逮捕された」と付け加えた。
〔後略〕
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( 翻訳者:尾曲李香 )
( 記事ID:16243 )