3日に予定される米・イスラエル首脳会談を前に、アンマンでアラブ6カ国外相会議
2009年04月11日付 Al-Ahram 紙

■エジプト政府、イスラエルの入植活動とエルサレムのユダヤ化に対抗して国際社会を動員する考え
■アラブ6カ国の外相、今日ヨルダンでオバマ政権への共同書簡の提出を議論
■パレスチナ国家建設に反対するネタニヤフ政権とアメリカ政府との対決が差し迫る

2009年04月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【カイロ:サーリー・ワファーイー】
【アンマン:諸通信社】

 今日、エジプト・ヨルダン・サウジアラビア・パレスチナ・レバノン・カタールの6カ国の外務大臣がヨルダンの首都アンマンで会議を行う。この会議ではアメリカのバラク・オバマ政権へのアラブ諸国としての対応策と、アメリカ新政権に対するアラブ諸国の要求が盛り込まれた共同書簡のワシントンへの送付が検討される。エジプトのアフマド・アブルゲイト外務大臣は同会議において、現在の状況に対するエジプト政府の見解を明らかにする見通しだ。

 外務省のフサーム・ザキー報道官は、時間を浪費して和平努力の確実な成果への到達を凍結させようとするあらゆる動きの芽を潰すことが肝心であるというのが、エジプト政府の今後を見据えた見解だと説明した。

 さらに報道官は、イスラエルの入植政策の継続と、占領下東エルサレムのユダヤ化、他のパレスチナ占領地から東エルサレムを切り離す試みに対抗して国際社会を動員する事が、エジプト政府の見解の目指すところであると続けた。

その頃、アラブ外相会議の場では、アメリカのバラク・オバマ大統領へのアラブ諸国の要求が盛り込まれた共同書簡を送るための準備が行われていた。レバノンのアル・ナハール紙は、このアンマンでの会議は、来る5月3日に行われるオバマ大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談に先立って、アラブ諸国の姿勢をホワイトハウスへ知らせる試みだと伝えている。

 同じ頃、イスラエルのイディオット・アハロノート紙は、イスラエルとアメリカの政界筋から確認した話として、イスラエルの隣にパレスチナ国家を建設する案への支持を拒否するネタニヤフ首相との間で予想される対決にオバマ政権は備えていると伝えた。

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( 翻訳者:川上誠一 )
( 記事ID:16254 )