エジプトの大ムフティーがヒズブッラーを批判
2009年04月17日付 Al-Ahram 紙

■大ムフティー:「エジプトを攻撃しようとするヒズブッラーの行動は、シャリーア上、許されない」

2009年04月17日付アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ケナ:ウサーマ・アル=ハワーリー】

 エジプトの大ムフティーであるアリー・グムア師は、「エジプトを攻撃しようとするヒズブッラーの執拗な欲求は、シャリーア上、許されない ものだ」と明言し、「エジプトの治安とエジプト国民の安全を脅かそうとするレバノンのヒズブッラー書記長のふるまいは愚かである。なぜならそれは破壊するだけで、建設的でないからだ」と述べた。

 大ムフティーはグヌーブ・エル=ワーディー大学で開かれる『科学における聖クルアーンの奇跡』シンポジウムへの参加に先立ち、本紙に声明を寄せ、「このようなふるまいは、より一層の緊張と内紛をもたらし、平和と発展のために我々がうちたてるもの全てを破壊する」と言葉を続け、「エジプトは神の矢筒に守られし地 であり続ける。エジプトは神のご意志と国民の意識によって、また危険と陰謀家から国民を守る手段をとることによって保全されている」と指摘した。

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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:16270 )