カイロ中心部で大火災
2009年03月15日付 Al-Ahram 紙

■ラムセス通りのビルで大火事
■交通は混乱、車は代替ルートへ

2009年03月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)1面

  昨日午後4時、カイロ中心部のラムセス通りと7月26日通りが合わさる最高裁判所前のビルで、激しい火災が起きた。消火活動は4時間続き、建物内で発生した煙を吸い込んだ9人が負傷した。消防車が消火のため急行した。火災発生当時の目撃者は、火事は自動車用ギアベルトを貯蔵していた4階の2部屋から始まったと証言している。

火災発生初期から同地区を完全に麻痺させたその火事は、ひどい交通混乱を引き起こし、アタバおよび10月6日橋方面からの車線が代替ルートにあてられた。火災が起きたビルには、3つの医療センターといくつもの私立診療所が入っていた。

 カイロ県のアブドゥルアズィーム・ワズィール県知事や、イスマーイール・アル=シャーイル・カイロ市治安担当内務第一補佐官、治安警察首脳陣が事故現場に足を運んだ。およそ26台の消防車がはしご車を使って消火活動を行い、負傷者を公立のブーラーク病院や火災現場近くの病院へ搬送した。また火災原因の検証のため鑑識官が火災現場に向かった。

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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:16272 )