■ 妻の24%が局長
2009年3月8日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【カイロ:サファー・ガマール・アルディーン】
男達よ、気をつけよ。長い間男性が独占していた指導的な地位に就くため、女性が自信を持ち、力強く前進している。
大衆動員・統計中央局の統計は、局長職に占める女性の割合が24%に上昇していることを明らかにし、大学教員では40%、大使への任命では32%、労働組合では28%に上昇していることが明らかになった。
アブーバクル・アル=グンディー統計局長は「地方議会の女性議員の割合は、2008年会期には5%に上昇し、行政検察局では34%、放送局の上級管理職(局長以上)で63%に上昇した」と述べた。
また、諮問議会における女性議員の割合は、2007年には8%に上昇したと付け加え、2007年の選挙では出馬した女性の割合が上昇し、全体の40%を記録したと述べた。
同じく、大使館の第一書記官と通商代表に占める女性の割合は19%に上昇し、第二書記官では22%、第三書記官では34%に上昇、2008年には外交アタッシェの29%が女性だった。
他方で統計局長は、2008年に行政検察の補佐官ポストに法学部卒の女性103名が任命され、同年にはエジプト・イスラーム世界で初めて女性が結婚立会人[マーズーン]のポストに就いたことを強調した。また同年に初めて女性が村長〔ウムダ〕となり、また最高憲法裁判所の理事長に女性が指名されたことなど、これら全てが公的な場や指導的ポスト、国家の行政ポストへの女性の参加が増加していることを示す指標であると指摘した。
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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:16273 )