イランホドロカンパニー(IKCO)が「「サマンド」の次いで生産した第二の自動車で、先週イランで発表した「ルンナ」が、トルコで7月から販売が開始されることが伝えられた。
IKCOのトルコにおける代理店であるMYS自動車社長であるイイト・セスクル氏がアナトリア通信記者に行った談話では、IKCOから新自動車「ルンナ」が4月18日にイランで、産業・鉱物資源相アリ・アクバル・メフラビアン氏も参加した式で発表された。
セスクル社長は、イランで「サマンド」の次いで生産された第二の自動車モデルである「ルンナ」は、1.4と1.6と1.7のエンジンを選ぶことができ、7月からトルコの市場でも登場するとし、「イラン国外で最初に販売されるこのモデルがトルコで気に入ってもらえると信じています」と話した。
セスクル社長は、「ルンナ」にはアクティブ・リア・ステア、エアクッション、エアコン、ロックシステム、キセノンとLEDがついているライト、ラジオ、CDとMP3プレイヤー、リモコン付、アラーム付のロックシステム、知能キー、ヒーティングシステム付の鏡、自動開閉窓のような装備があることを述べる一方で、「全ての必要な装備を備えているルンナを16000TL(約95.7万円)といった求めやすい価格で販売できるように計画している」と話した。2008年からトルコで販売が開始されているサマンドが短期間で好まれている自動車のひとつとなっているとし、「ルンナ」によって、今後さらにその傾向を高めたいと話している。
■軽商用車も計画している
セスクル社長は、現在トルコで22の県でフランチャイズ店があり、2009年の終わりまではこの数は45へ、2010年の終わりまでには81へと増やしていきたいと話し、以下のように述べた。
「トルコでこうした装備をしている自動車を品質的によく、そして安く販売している。フランチャイズ店の他にサービス網の拡張も重視している。イランの自動車メーカーがトルコに進出して以来レベルが上がっている。IKCOはサマンド、ルンナに続き軽商用車(を売り出す)計画を行なっている。年末に紹介したのち、トルコでも販売が開始される予定だ。IKCOの軽商用車も皆さんの関心を引きましょう。」
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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:16277 )