民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、新居の入口にこのような言葉を掲げた。
バフチェリ・MHP党首は数日のうちに、アンカラに建てた新居へ引っ越す予定である。
アンカラのチャイヨル地区は、共和人民党(CHP)デニズ・バイカル党首を含め、政治家の住居が林立する人気の地区である。バフチェリ党首もチャイヨルに自分の家を建て、久方ぶりに住所を変える。長年の間、タンドアンのマンションに住んでいたバフチェリ氏は、別荘風につくられた新しい家に引っ越す予定である。
Sabah紙の情報によると、新居は、傾斜差が原因でひとつの側面は二階建て、反対の側面は四階建てという外観である。興味深いのは建物である。トルコ民族主義の系統にあるバフチェリ党首は、自分の家をセルジューク建築風につくらせた。
バフチェリは近隣の家のようにプールを作らることはせず、オフィスとしても家を利用すると述べた。バフチェリ党首は、新居の入口にアラビア語の書体で「この世の富は神のもの」と掲げた。コーラン第3章「イムラーン家」章と第9章「悔悟章」にでてくるこの言葉は、とりわけイスラム主義的な建築家たちがたてる建物の外壁に掲げられている。バフチェリが姉のセルピルさんと暮らすこの家は、軍警察地区にあるため、軍警察が警備にあたる。
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( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:16305 )