ギュル大統領「このような原始的なことは許されない」―マルディン惨劇
2009年05月05日付 Yeni Safak 紙
アブドゥッラー・ギュル大統領は、マルディン惨劇に関して次のように述べた。「このような原始的で人々の良心に深い傷を負わせるような蛮行は、いかようにも説明しがたい。我々の時代に古い習慣や敵討ち、憎しみといった考えが人々の命を断つことは社会全体として皆が真剣に考え、問うべきテーマである。」
ギュル大統領は書面での発表において、マルディンで起きた惨劇で子供を含む44人の国民が情け容赦なく殺害されたという事実は人々を根底から揺さぶるものであると述べ、以下のように続けている。
「我々は国民を挙げて大きな悲しみにくれている。このような原始的な行為は、人々の良心に深い傷を負わせる蛮行であり、いかようにも説明しがたい。我々の時代において古い習慣や敵討ち、憎しみといった考えが人々の命を断つことは、社会全体として皆が真剣に考え、問うべきテーマである。このような痛みを二度と起こさないために、個人としても集団としてもあらゆるレベルで努力が示されなければならない。この忌まわしい惨劇で近親者を失われた家族の方々の悲しみに心から感じ入ります。命を落とした国民にアッラーのご加護を、負傷した方々には早い治癒を祈ります。殺人犯たちとあらゆる責任者が一刻も早く法廷の場に出されるよう、真に願っています。」
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( 翻訳者:川原田喜子 )
( 記事ID:16373 )