立候補者の皆さん、抱負を一言!(2)
2009年05月07日付 E'temad-e Melli 紙
神が鉄槌を下すだろう
ラスール・エラーヒヤーリーさんが大統領選に立候補したのは、天啓が下ったためだという。「夢のなかで神がお導きになるんだ。毎晩、選挙の夢ばかり見るんだよ」。
この男性によると、67年〔1988年〕から立候補しては失格を繰り返しているが、そのたびに干ばつや地震が増えているという。「もし今回も立候補資格が認められないなんてことになれば、神はきっと怒りの鉄槌を下すはず」。
メルケル首相と握手がしたい
トルバト・ヘイダリーイェから来たハージ・アブドルアリー・セピードカーセさん(57歳)は、「わしに反対する奴は、誰だろうと内閣から追い出してやる」と鼻息が荒い。
昨晩は路上に寝泊まりしたというハージ・アブドルアリーさん、公約は「どの町にもホテルを4軒建てること」。もし大統領になったら、サッカーを禁止して、アンゲラ・メルケル独首相と握手をする、とも。
イエローケーキを食べているところ
ネエマトさんは自称35歳。国を作り、カナダの大学で歯学を学び、薬学や社会学、経済学の専門家でもある彼は、これまで世界中を回り、命を狙われたこともあるという。
「もし政府が私を候補者として認めてくれたら、宣伝費は自前で出す」というネエマトさん、イエローケーキ〔ウラン精鉱のこと〕については、「今われわれが食べているのは、それだよ!」
立候補資格を認められないのは分かっているけど
コルスーム・ラマザーニーさん(女性)は、間違いなく立候補資格を認められないことくらい、分かっている。大学で哲学を学んだ彼女が立候補した主な理由は、後の経験のため。
そんなラマザーニーさんは、「現在の政権のアプローチを続けない人に投票したいわ。だって、外交では失敗ばかりで、後ろ向きじゃない」とも。
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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:16423 )