フェルトマン米国務次官補代理、シリア外相との対話を「建設的だった」と評価
2009年05月08日付 al-Quds al-Arabi 紙

■フェルトマン米国務次官補代理、和平プロセスを遵守するとのオバマ大統領の約束をシリア側に伝える
■「米政権はシリア側との共同作業が可能になりつつあるとの感触を得た」

【ダマスカス:本紙:カーミル・サクル】

 ジェフリー・フェルトマン中東担当米国務次官補代理は昨日木曜日、米政権はシリア側との共同作業が可能になりつつあるとの認識を得たと語った。

アメリカ大使館が記者向けに発表した声明には、「約2カ月前にシリアを訪問して以来のワリード・アル=ムアッリム・シリア外相との協議を通じて、シリア側との共同作業が可能になりつつあるとの認識を得た」との、フェルトマン国務次官補代理の発言が引用されていた。

 フェルトマン氏は「国家安全保障会議のダン・シャピロ氏と私は、モーラ・コネリー在シリア・アメリカ大使館代理公使も参加してシリア側との対話が行われたことを喜ばしく思う。なぜならシリアとアメリカには共通の利害がある一方で、いくつかの重量課題への見解には相違点もあるからだ」と述べており、さらに声明は以下のように続いている。

「どこで前進が可能でどこで互いの利害がすれ違うかを見極めるために、また私たちのいくつか政策に関して残されている相違点を乗り越える橋を共に築ける地点を探るために、外交と対話を用いるとのオバマ大統領の約束の一環として、私たちは本日ここへ来た。本日(昨日)の協議は建設的であったと、私は評価する」「私たちはムアッリム外相と彼の同僚に対し、シリア・イスラエル間を含め、あらゆる交渉チャンネルおいて、アラブ・イスラエル和平問題への関心を継続するとの誠実なオバマ大統領の約束を伝えた。そして我々は、ダマスカスとワシントンでの対話継続に期待しているところだ。我々はこの二国関係を利用して、不和を乗り越え、共通の利害を強化しようと試みている」。

 フェルトマン氏は昨日木曜日、ダマスカスでシャピロ氏と共にシリアのワリード・アル=ムアッリム外相と協議した後、アメリカとシリアの立場を近づけるための対話の継続を約束した。

 会談後にフェルトマン氏は「シリアとアメリカは共通の利害を持っている。しかしそれは、多くの問題において両国間に意見の相違が存在することを否定するものではない」と述べつつも、「共通の問題においてシリアとアメリカの立場を近づけるため、外交と対話の利用を継続する」と誓った。そしてシリア外相との会見は「建設的」であったと評し、バラク・オバマ米大統領は、シリア・イスラエル交渉を含め、中東問題の解決に誠実に取り組むと約束していると指摘した。

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( 翻訳者:青山沙枝 )
( 記事ID:16449 )