トルコで81年間続いてきたキョフテ屋「ラミズ」はラミズ財団を設立し、マニサ県アクヒサルでキョフテ料理人育成のための職業訓練校の設立に向けて準備をしている。
国民教育省と協力し2010年に学校を開校させ、何百人という地方の無職の若者たちに手に職をつけさせることを目標としている。
Cumhuriyet紙のムラト・ギュルデレ記者の記事によれば、キョフテ屋「ラミズ」の主人ビュレント・タシュクンラルはキョフテ料理人の学校は代々キョフテ屋「ラミズ」の主人らの遺言であったと明かし、この学校を卒業する若者全員はキョフテ屋「ラミズ」の支店をはじめとして、トルコ中の有名なキョフテ屋で確実に職をえることができるようになる。
マルマラ海沿岸とエーゲ海沿岸各地で計36店舗所有するタシュクンラルは、今年はイスタンブルの4店舗をはじめとして、計8店舗を新たに開店させると話した。タシュクンラルは「キョフテ料理人の学校が卒業生を送り出すことで、店舗数は100になる」と語った。
ドイツ、ギリシャ、サウジアラビアでもキョフテ製造施設を設立する予定だと述べたタシュクンラルは、同じ味をこれらの地域にも届けるために、研究開発のための施設を設立する準備をしていると話した。
ラミズ・レストランの各店舗には1日で300人が訪れると話したタシュクンラルは合計600人を雇っているとも付け加えた。
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( 翻訳者:松岡聡美 )
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