■海賊に誘拐された漁師33人の家族、息子達の運命の行方を見守る
2009年05月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【クフル・シャイフ:アラー・アブドゥッラー】
サマーラ号で航海中、ひと月以上前にソマリア海賊の手によって誘拐されたボルグ・ブルロス村出身の漁師16名の家族が怯える中、エジプト外務省に500万ドルの身代金を支払うよう海賊のリーダーが設定していた36時間の猶予期間が終わった。
海賊のリーダーは身代金を払わなければ、サマーラ号とムンターズ号の二つの船に乗っていた33名のエジプト人漁師を殺すとしていた。33名のうち16名の漁師がボルグ・ブルロス村の住民だ。
海賊のリーダーからブルロス村の漁師達の長であるアブドゥラッボ・アル=ジャザーイリーさんにかかってきた電話で、リーダーはエジプト外務省が身代金を36時間以内に支払わなければ、エジプト政府が海賊の要求に応えるまで、毎日、漁師の人質一名を殺していくと明言していた。
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:16478 )