オバマ大統領との会談に向けてパレスチナ・エジプト両大統領が意見調整、ブレア特使は中東和平交渉の“新たな枠組”に言及
2009年05月07日付 Al-Ahram 紙

■ 大幅な内閣改造を発表へ
■ 外交担当者の交代についても協議
■ アッバース大統領、ムバーラク大統領と総合的なアラブ和平プランを協議
■ ブレア元首相、交渉の新しい枠組みを米政府が準備中だと明かす

2009年05月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

[ラーマッラー:本紙]

パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、アラブ諸国による総合的な中東和平プランがバラク・オバマ米大統領に手渡されるであろうと述べた。その一方で 、中東和平カルテット(=米・国連・EU・露)は、パレスチナ・イスラエル間和平協議のための新しい枠組みについて語った。

カイロで行われたホスニー・ムバーラク大統領との会談後、アッバース大統領は次のように説明した。「オバマ大統領に提出される解決案は、2002年のベイルートでのアラブサミットで採択された 、アラブ和平提案 の枠組みから外れない内容だ」。その一方で、中東和平カルテットの特使であるトニー・ブレア元英首相は、パレスチナ・イスラエル間交渉のための新しい枠組みをカルテットが作り出そうとしていると発表した。

ブレア元英首相は昨日(7日)水曜日、ヨルダン川西岸地区の ラーマッラーにおいて記者会見 を開き、「“皆もっと楽観的になるべきだ”と私が発言したのは、米政権とその他の国際社会との最高レベルにおいて、[パレスチナ・イスラエル交渉の」新しい枠組が準備されつつあるためだ」と述べた。しかしブレア氏は「現時点ではこの提案の詳細はわからない」と説明し、数週間のうちにさらなる情報が手に入るだろうと指摘した。

他方で パレスチナのアッバース大統領は、自身とムバーラク首相との会談は、ワシントンで数週間のうちに米大統領とそれぞれ会談するのに備え、立場を調整することに力点を置いたものであったと語り、「アメリカ大統領と彼の新政権に提起する予定の立場について、アラブ側に完全な一致が生まれるよう、十分な準備が出来た」と続けた。そして、イスラエルはニ国家共存という構想を受け入れるべきであり、あらゆる入植 活動、特にエルサレムにおける活動を停止し、またエルサレムにおける発掘調査も停止するよう、強調した。

(後略)

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( 翻訳者:倉井彩 )
( 記事ID:16487 )