カフラマンマラシュで唐辛子入りアイス、好評
2009年05月23日付 Yeni Safak 紙


カフラマンマラシュで活動するあるアイス会社は、唐辛子入りのマラシュアイスという新たな味を開発し、この新しい商品を中東諸国にも輸出し始めた。

ドサ・アイス会社のオーナーであるサードゥラー・カヴァク氏は、トルコ国内5つ目のチェーン店の開店のために訪れたコンヤで、アナトリア通信の記者の質問に答え、その中で、1969年以来活動しているドサ社がここ3年間新しい展開の準備をしていることと、チェーン網を広げるための活動を行っていることを明らかにした。

カヴァク氏は、目標は年末にはトルコ全土でのチェーン店数を13まで増やすことだと明言し、衛生、質、笑顔の原則でサービスをしており、また、顧客に新たな味を提供したい、と述べた。品揃えは52種までになり、最新商品として唐辛子入りアイスを作ったことについても言及し、「赤唐辛子はマンマラシュの文化です。アイスが我が県と結びつけて考えられるように、唐辛子についてもそうです。我々はこの2つの文化を統合させ唐辛子入りアイスを作りました」と語った。

カヴァク氏は唐辛子入りアイスを客が好んで食べていること、肯定的な反応を得ていることも説明し、次のように述べた。

「唐辛子入りアイスについて、とりわけカフラマンマラシュで大好評です。カフラマンマラシュの人々は辛いものも甘いものも好みます。我々はその2つの中間点をアイスに見出しました。黒イチゴ味、人参味、メロン味、スイカ味など52種のアイスを作った後、唐辛子入りアイスも商品として品揃えに加えました。」

国内での売り上げと共に、国外へも年間約200トンのアイスを売っていること、そしてこの売り上げの一部は唐辛子入りアイスによるものだということについても話すカヴァク氏は、辛いアイスが中東諸国で好んで消費されていると言う。輸出量をもっと増やすため、イラク、スーダン、ドバイ、イスラエルに並んでニュージーランド、オーストラリア市場にもマラシュアイスを供給する計画だと話し、「世界でアイスといえば、まずローマが思い浮びます。私たちの最も大きな目標は、ローマのようにマラシュアイスを世界中の人に食べてもらうことです」と述べた。

■「冬に最適なもてなしはアイス」

トルコにおいてはアイスは夏季により多く消費されていると述べるカヴァク氏は、多くのヨーロッパ諸国ではアイスは、冬季により消費されていると述べる。カヴァク氏は、海外の多くの国へ行き、シベリアにおいてさえ冬季にアイスが消費されているのを見たといい、「我々の国では冬に温かいもの、夏に冷たいものを食べる習慣があります。この習慣が変わってほしいものです。」と話した。

カヴァク氏は、近く、カイセリのタラス郡にあるアリ山で、パラグライダーで丘から飛び、空中でマラシュアイスを盛り付けるパフォーマンスを行う予定であることも付け加えた。

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( 翻訳者:津久井優 )
( 記事ID:16519 )