カイロのパレスチナ国民対話会議、第5ラウンド始まる
2009年05月18日付 Al-Ahram 紙

■ ウマル・スライマーン情報長官:「エジプトはパレスチナ内部対話が合意をもって終結することを強く望む」
■ 「分裂状態の解消なしに復興や停戦の議論はあり得ない」

2009年05月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【カイロ:アシュラフ・アブルハウル、中東通信社】

 エジプトのウマル・スライマーン情報長官は、パレスチナ国民対話第5ラウンドの最中、ハマースとファタハの両代表団に向けて、「エジプトは今回の対話がパレスチナの分裂状態を終わらせる合意をもって終結することを強く望む」と語った。

 スライマーン長官はまた、分裂状態はパレスチナ問題やアラブ世界の安全保障を脅かすまでになっていると明言し、一昨日の夜カイロで行われた両勢力の代表団との会合で、「分裂状態を終わらせ、パレスチナ人に団結を取り戻す合意に達することなしには、復興や封鎖解除、停戦、中東和平プロセスの前進に向けた真剣な取り組みについての議論はあり得ない」と語った。

 一方、パレスチナ立法評議会のファタハ会派の会長で、カイロで行われている対話会議のファタハ代表団メンバーでもあるアッザーム・アル=アフマド氏は、「エジプトは数日のうちに5つの専門委員会をカイロに呼び寄せ、これまでの協議で合意に達した内容を目に見える形に結実し、7月初旬に開かれる最後の対話会議に向けた最終合意の文案を作成するための会合を開くつもりだ」と語った。

 他方、ハマースの報道官であるファウジー・バルフーム氏は「今回のラウンドで最終的な成果について語るのは時期尚早だ」と語り、「ハマースは意見が対立している諸問題に対してより一層の柔軟性を持ち合わせている」と語った。そしてバルフーム氏は、合意への調印はあらゆる問題で意見が一致するかどうかにかかっていると強調し、「エジプト側の高官も交えて今日、カイロでハマースとファタハの二者会合が開かれる予定だ」と述べた。

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( 翻訳者:神田春奈 )
( 記事ID:16560 )