エルドアン首相、AKPの議員たちを大声で叱責―党の議員集会にて
2009年06月02日付 Radikal 紙
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、自党の院内会合の報道陣に公開の部で地雷掃討に関する法案に反感を示す諸野党に向けての厳しい批判を続ける一方、報道陣に非公開の部では自党の議員らに怒った。
エルドアン首相は、院内会合の報道陣に非公開で、約3時間続いた部で、自党の議員らの中で議会本会議に規則正しく参加しなかった議員に対し大声で叫ぶようにして反感を示し、「議会に出席していない人たちは何をしているのかね?教えてもらおうではないか」と述べた。
エルドアン首相は、野党が地雷掃討に関する法案を世論に全く誤った形で説明していると述べ、「何も知らない人は我々が祖国の領土を売却していると思い込んでしまう。あなた方もアナトリアへ赴き、各県を巡って、法案を忠実に国民に説明しなさい」
議会は7月まで会期を延長するかもしれないと述べたエルドアン首相が、断固として「この法案は通過する」と述べたことは、首相が地雷掃討問題を重要視していることを今一度明らかにした。一方、議員数名も発言し、法案に関する自身らの躊躇を述べ、首相に脳裏にある疑問をぶつけた。
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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:16598 )