民主左派党(DSP)から、ルーシェン・エジェヴィトに続き離党相次ぐ
2009年06月04日付 Milliyet 紙
ビュレント・エジェヴィト元首相の夫人であり、民主左派党(DSP)創設者であるルーシェン・エジェヴィト代表はDSPを離党した。彼女の発表によると、「現行のDSP執行部が退き、エジェヴィト路線に忠実な執行部が登場するまで、自らが創設し代表であるDSPから離党いたします」と話した。
■更に2人離党
DSPではルーシェン・エジェヴィト代表の離党後、エジェヴィトの側近として知られる議員たちも、一人また一人と辞めている。アンカラ議員のエムレハン・ハルジェも離党し、DSPアンカラ議員のミュジャヒト・ぺフリヴァンも離党した。DSPイズミル議員のレジャイ・ビルギュルも離党すると発表した。
ANKA通信に語ったビルギュルは、明日離党届を提出するつもりだとし、「ルーシェン夫人がいないのならば、我々もここに留まる意味はない。と考えるうちの一人なんですよ、私も。」と話した。
■ぺフリヴァンも離党
ぺフリヴァンは、TBMM(トルコ大国民議会)に送った上申書でDSPを離党したことを告げた。AA通信の記者に答えたペフリヴァンは離党の理由について、マスム・トゥルケルが代表になった後、DSPに変化が起こるとは思えないと話した。党内で何人かの議員と共に「反対派」となったと話すぺフリヴァンは、「新しい執行部を観察しているが、昔と大差ない。ただ代表が代わっただけで、中身は同じ。エジェヴィトのいないDSPは私にとって3つの文字の羅列でしかない。(今の)DSPにエジェヴィトの面影はない」と話した。
ミュジャヒト・ぺフリヴァンの離党後、DSPのTBMMにおける議員の数は9人にまで減った。
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( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:16610 )