トルコ-クルドの関係は旧ユーゴのようではない:「解決のための対話」会議にて
2009年06月07日付 Hurriyet 紙
トルコ平和議会によって組織された「解決のために対話を」という会議は、(イスタンブルの)ビルギ大学のドラップデレキャンパスで開かれた。会議に参加した民主市民党党首のアフメト・チュルクは、参謀総長のイルケル・バシュブーがクルド問題の解決に向けてアメリカで行なった会見についてコメントした。新聞記者の質問に関してチュルク党首は、以下のように述べた。
「参謀総長は外国で行なった会見によって、トルコにおける軍隊の姿勢を明らかにした。ここでは私たちは政治家を対話当事者としており、政治家と議論をすることを望んでいる。しかし結果として、参謀総長は首相や大統領の代わりに話す必要はなかったと学ぶべきである。本来、参謀総長のメッセージは、私たちにではなく大統領と首相に対してのものだったと考えている。つまり、この国では政治家が話すべきときに黙ってしまうと、すぐに代わりに別の人が話してしまう。」
チュルク党首は、バシュブー参謀総長の「トルコはユーゴスラビアのようになるかもしれない」という警告に対して次のように述べた。「トルコ人とクルド人の関係は、ユーゴスラビアのようではない。千年という過去がある。トルコは、自分に合った方法を見つけなければならない。」
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:16627 )