ビールのエフェス社、ロシアの企業ランキング第50位に
2009年06月11日付 Hurriyet 紙

ロシアでの10年目を10億ドルの取引高で祝っているエフェスが、1兆3000億ドル規模のロシア経済でトップ企業50のなかに入った。アナドル・グループ代表取締役のトゥンジャイ・オジルハンは、「経済危機に陥り、すべてのビール企業が工場を閉鎖し去っていくなかで、私たちは事業を継続した。ロシアに対して約束した急速な成長を果たした」と話した。

エフェス・ピルセン社は、ロシアでの10年目を総額9億ドルの投資と10億ドルの取引高で祝った。エフェスは1999年に事業展開を始めた、1兆3億ドル規模のロシア経済で、トップ企業50社のなかに入ることに成功した。アナドル・グループ運営委員会委員長のトゥンジャイ・オジルハンは、今から10年前に投資のためにモスクワに来た際、市長のユーリ・ルズコフに急速な成長を約束したことを振り返り「約束を果たした。エフェス・ロシアを10年間でロシアの最も大きな企業の50社の中ににいれた」と話した。オジルハン氏は、危機の時でもロシアに投資を行ったことを指摘し「私たちは危機に陥った。モスクワが人のいない街になったのを見たときには涙が流れた。1998年に工場への投資の半分を完了した。すべてのビール企業が工場を閉鎖し去っていた。だが私たちは事業を継続した」と話した。

ロシア市場への参入10周年は、モスクワの工場で、モスクワ市長のユーリ・ルズコフ、アナドル・グループ名誉会長のキャーミル・ヤズジュとトゥンジャイ・オジルハンが出席した式典で祝われた。1998年の危機の中でもロシアへの投資をあきらめなかったことを明らかにし「投げ出していくわけにはいかなかった。しかしこれが私たちに信じられないほどのチャンスをもたらした。1億5千万リットルの生産量で市場に参入したが、今は10%の市場シェアを占めるまでになった。ビール生産量第4位となり、ロシアのトップ企業50社に入った」と話した。

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:16670 )