ホワイトハウス:「和平は米・パレスチナ・イスラエルにとって利益になる」
2009年05月14日付 Al-Ahram 紙

■ ホワイトハウス:「和平はアメリカ・パレスチナ・イスラエルにとって利益になる」
■ オバマ大統領、ムバーラク大統領・アッバース大統領 ・ネタニヤフ首相に対し、和平実現への関与を確約 へ
■ ライス米国連大使:「パレスチナ国家実現の夢は、暴力を放棄し過去の協定を承認する政府を作れるかどうかにかかっている」

2006年05月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ワシントン・ニューヨーク:アーシム・アブドゥルハーリク、ターリク・ファトヒー】

 ホワイトハウスは中東和平と2国家解決案への到達について、米・パレスチナ・イスラエルの全てにとって利益になる目的だとして、バラク・オバマ大統領がその実現を約束している点を強く主張した。

 一昨日 、ホワイトハウスの ロバート・ギブズ報道官は、「オバマ大統領は、米国の活発かつ継続的な参加無しには、中東における長期的な和平の実現は難しくなるだろうと信じている」と述べ、中東和平プロセス の前進を保証するためには米の参加がトップレベルのものである必要があると大統領は確信 していると付け加えた。

 またギブズ報道官によれば、オバマ大統領は近日中にホワイトハウスで行われるホスニー・ムバーラク大統領、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、パレスチナのマフムード・アッバース大統領 との個別会談で、恒久平和の実現に向けた行動を継続する重要性を訴えるつもりだという。また同報道官は、「オバマ大統領はホワイトハウス入りして以来、和平のために働き、[和平問題への]アメリカの継続的な参加という約束を果たしており、今後もそうし続けるだろう」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:松屋直子 )
( 記事ID:16699 )