バシュブー参謀本部長、エルドアン首相と1時間会見
2009年06月16日付 Hurriyet 紙

タイイプ・エルドアン首相とイルケル・バシュブー参謀本部長の昨日(16日)の会見には、参謀本部作戦部で準備されたと言われ、タラフ紙が「AKPとフェトフッラー・ギュレン運動撲滅計画」という見出しで報じた記事が強い影響を及ぼした。

エルドアン首相とイルケル・バシュブー参謀本部長は、昨日(16日)1時間20分に渡って会見を行った。首相府にまずエルドアン首相が到着した。緊張した様子の首相は、階段を足早に上り建物に入っていった。首相が到着して10分後、バシュブー参謀本部長が到着した。バシュブー参謀本部長もエルドアン首相と同様に緊張していた。バシュブー参謀本部長は、会見後、声明を発表せずに、その時は笑顔を見せて建物を後にした。

参謀本部の声明によって高まった論争のため2日前倒しになった会見は、昨日(16日)朝にメディアの強い関心のなかで行われた。報道陣のこのような関心のため、首相府は「これは特別な会見ではない、参謀本部長が木曜日に国外にいる予定であるために前倒しされただけだ」と説明した。だが今までエルドアン首相かバシュブー参謀本部長がアンカラにいなかった週には、会談が前倒しはされず、その週の会見は中止されていた。先週も定例会見はバシュブー参謀本部長のアメリカ行きを理由に行われなかった。

バシュブー参謀本部長を門のところでエフカン・アラ首相府事務次官とエルドアン首相の特別秘書官長であるハサン・ドアン氏が出迎えた。会見は以前の毎週の定例会見と比べて長かった。1時間23分続いた会見を後にしたバシュブー参謀本部長に、再度アラ事務次官とドアン氏が門まで同行した。バシュブー参謀本部長の後エルドアン首相は11時30分のAKPの会合に向かう代わりにしばらくの間大臣らと評価を行った。エルドアン首相は、10分後ベシル・アタライ内務大臣とジェミル・チチェキ副首相と共に首相官邸を後にした。エルドアン首相は、トルコ大国民議会に向かう際公用車にチチェキ副首相も同行させた。

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( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:16713 )