ボスニア・ヘルツェゴビナにあるオスマン朝時代の遺産コニツ橋が修復され使用が開始された。トルコ協力開発機構(TİKA)が修復を行い、首都サラエボに近いところにある歴史的なコニツ橋は昨日使用され始めた。
開通式には国務大臣のファルク・チェリキとファルク・ナフィズ・オザク他、トルコ協力開発機構会長ムサ・クラクルカヤも参加した。チェリキ国務大臣は、「戦争と他国の文化による我々の文化遺産に対する誤った見方が原因で、祖先の遺産が破壊されました。われわれの活動は、現在のトルコ国境の中の遺物のみでなく、過去のわれわれの文明遺産にも関わることです」と話した。橋はスルタン・メフメト4世の命により1682年に建設された。長さ82メートルの橋は、第二次世界大戦で破壊された。橋はチトー時代のユーゴスラビアで上をコンクリートで固め車両通行可となり、歴史的な外観からは遠ざかった。トルコ協力開発機構は2006年に修復作業を開始した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:16721 )