ギュル大統領、「国はクルド問題解決のために知恵を絞っている」と発言
2009年06月20日付 Milliyet 紙

アブドゥッラー・ギュル大統領はクルド問題の解決に向けて「国家はその問題をどのように解決するか、日夜知恵を絞っている。しかし人々が死んだり、爆弾が爆発するたびに解決は難しくなっていく」と述べた。

ギュル大統領はディヤルバクル商工会議所のメフメト・ガリップ・エンサリオール会長率いる、ディヤルバクル市民団体の代表団を接見した。エンサリオール会長は接見では次のような見解を述べたと説明した。「解決の問題において、我々は、PKK全体に耳を傾けるようにという見解を申し上げました。恩赦・特赦を考えることも必要であると述べました」と発言。
エンサリオール会長はギュル大統領が彼に次のように語ったと明かした。
「解決は民主主義のバーが現在よりもさらに高くされることで可能だ。政府は日夜この問題をどのように解決するか知恵を絞っている。しかし、人が死に治安部隊が殉職するようでは、解決は容易ではない」

これについて今日6月20日、軍のイルケル・バシュブー参謀総長は「反動勢力との闘争計画」という文書を発表したのち明らかとなった展開の枠組みで、ギュル大統領と「臨時」会談を行なう予定だ。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:16747 )