アルトゥマン共和人民党(CHP)議員は、「6千万ドルで地雷を撤去することもできないわが政府が、大使館の横にモスクがあるにもかかわらず、2千5百万ドルの費用を要するモスクを新たに建設する予定であることを知りました」と述べた。
アメリカ合衆国に赴いた共和人民党イズミル県選出議員のジャナン・アルトゥマン女史は、以下の様に述べた。「政府が、ワシントンに2千5百万ドルの費用でモスクを建設する予定であることを知りました。土地などの買収はすでに行われたそうです」
同女史は、5月27日から6月12日の期間で行ったアメリカ訪問に関して、訪問で受けた印象などを以下の様に説明した。
「政府が、ワシントンに総建設費2千5百万ドルもかかるモスクを建設することを知りました。土地などの買収も行われたようです。6千万ドルで地雷の撤去をすることもできないのに、モスクに2千5百万ドルも使おうとしているのです。私は、ワシントンにモスクが建設されることに反対ではありません。しかし、トルコ大使館のすぐ横にあるビルには、大きなモスクがあるのです。ワシントン在住のトルコ人たちから得た情報によると、土地の買収は行われ、建設開始は目前であるようです。
すべての国の大使館において、重要な著名人の肖像はブロンズで作られています。われわれもアタテュルクの肖像を設置しました。しかしわれわれのものはブロンズではなく、プラスチックで作られています。そのうえ表面にはひびが入り、塗料もはげてしまっています。アタテュルクには似ても似つきません。モスクのために2千5百万ドルも用意する国家が、ブロンズ像を作らせてもいないのです。私は本当に悲しく思いました。この国の建国者に対して、われわれがどれほどの重きを置いているのかそこしめすべきでした」
■ 大使館付き武官のオフィスの庭は手入れがされていない
「ワシントンに滞在する大使館付き武官のオフィスは、別のビルにあります。そこも、周囲のすべての立派な大使館の間で、まるで小さな歯のようでした。その庭は、信じられないほど、全く手入れがされていませんでした。すべての大使館の庭は、よく手入れがされ、美しく、まるで絵葉書のようでした。ワシントンでは、片手程の空き地を見ることもありませんでした。すべての場所が、芝生で覆われ、花々で彩られていました。しかし、われわれの武官オフィスの庭はこれ以上はないというほどひどい状態でした。雑草はあふれ、ゴミだらけでした。」
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:16761 )