今年後半に16歳以上の公定最低賃金が、7月から4.1%賃上げされる。
公定最低賃金調整委員会の決議に沿って、2009年7月1日から8月31日の間適用になる公定最低賃金を来月調整する予定である。
調整には今期前半に16歳以上を対象に4.3%賃上げされた公定賃金に今期後半4.1%の賃上げが行われる。これにより、現在16歳以上の独身労働者につき総額666トルコリラ、手取りで527,13トルコリラの公定最低賃金が、4.1%の値上げにより総額693トルコリラ(43593円)、手取りで546,48トルコリラに増額される。
16歳以下の労働者に適用される公定最低賃金は来月以降、4%値上げされる。
現在、16歳以下のために総額567トルコリラ、手取りで456,21トルコリラの公定最低賃金が、4%値上げにより総額589,50トルコリラ(36232円)、手取りで472,32トルコリラとなる。アパート管理人らは総額666トルコリラ、手取りで566,10トルコリラの公定最低賃金が、総額693トルコリラ、手取りで589,05トルコリラに値上がりする。
■差し引かれる額
7月1日からの調整で公定最低賃金から差し引かれる額と雇用主に課される負担額も値上げされる。
公定最低賃金からの16歳以上の労働者に対する差引額は146,52リラ、16歳以下の労働者に対しては117,18リラ、アパート管理人に対しては103,95リラとなる。公定最低賃金(の引き上げを受けて)雇用主負担額は、16歳以上には841,99リラ、16歳以下には754,02リラ、アパート管理人には841,99リラとなる。新公定最低賃金に併せて保険料も上下の枠を変更する。
現行公定最低賃金の総額666トルコリラに対する保険料への基本設定額が693リラへと上昇して下限となり、現行4,329リラ(の賃金にたいする)保険料への基本設定額が4,504.5リラへと上昇して上限となる。
一方、公定最低賃金の値上げは、公定最低賃金の指標である社会保険・健康保険法に沿って実施される罰則金の値上がりを生む。
新公定最低賃金と保険金の利益の上下枠は、2009年7月1日から12月31日の期間に適用される。
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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:16791 )