外国人による不動産所有、ドイツ人がトップ
2009年06月27日付 Milliyet 紙

地券・不動産登記総局副総局長オメル・アリ・アンバル氏は、6月19日付けでのトルコ国内の外国人所有不動産総数は79813件、総面積は53000ドニュム(1ドニュム=1000㎡)であると明らかにした。

イスタンブル商工会議所で行なわれたパネルで発表を行ったアンバル氏は、これらの不動産の所有者数が89949人であると述べた。また同氏は不動産を最も多く所有している外国人の出身国としてドイツが22723件で第1位であり、不動産を所有する外国人が住む県のランキングでは、外国人所有不動産数が23883件のアンタリヤがトップに立ったことも明かした。

■第2位にはムーラ
アンバル氏の発表した数字によればトルコ国内で不動産を所有している外国人が多い県のランキングで第2位を得た都市はムーラだった。イスラエル国籍保持者の内、6ヶ月の滞在許可を有する人々は住宅を取得することが可能であると説明した同氏はイスラエル人がイスタンブルで67件、アンタリヤでは9件、イズミルでは8件、ヤロワでは6件、テキルダーでは3件、チャナッカレとムーラではそれぞれ2件、合計97件不動産を所有しているとした。
またアンバル氏は、ギリシャ国民はトルコの沿岸及び国境地域において合法な遺産相続を除いては不動産を取得できないと指摘し、沿岸及び国境地域ではない内陸部における不動産取得に関しては法的な規制の下で可能であると述べた。 

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:16806 )