故ネジプオールさんを追悼し、ギュムシュルック国際クラシック音楽祭開催
2009年06月28日付 Hurriyet 紙

ギュムシュルック国際クラシック音楽祭が7月12日から8月31日の間で行われる予定である。今年の祭典はブラジルからの帰国途中でエールフランス機の墜落によって亡くなったハープ奏者のジェレン・ネジプオールさんの追悼に捧げられる。

ギュムシュルック・クラシック音楽祭はボドルムのギュムシュルック市で2004年から毎年開催されてきた。音楽祭は、この漁村を、毎夏、ヨーロッパのクラシック音楽のトップクラスの話題にさせている。音楽家のエレン・レヴェンドウル氏が監督をつとめ、ピアニストのギュルスィン・オナイ氏が芸術顧問をつとめるこの音楽祭は、ギュムシュルック文化芸術協会、ギュムシュルック市とボドルム市が組織し、世界の著名な音楽家たちをトルコへ招待する。招待される音楽家の一部は、今回が始めてのトルコ訪問である。

第6回ギュムシュルック国際クラシック音楽祭は、その一環として開催されるエクリシア夏期音楽学校の開講期とあわせると、7月12日から8月31日までの日程で1カ月半続く。

音楽祭はギュルスィン・オナイ氏によるボドルム城での「ロマンティックピアノ・ミュージック」リサイタルで幕を開ける。城内での他のコンサートとしては、7月31日にピアニストのミッシャ・ダチッチ氏とバンドネオン奏者のエクトル・デ・クルト氏によるステージ「タンゴの夕べ」が行われる。

音楽祭のその他のコンサートは、ギュムシュルックで400年の歴史のある教会で実現される。ピアニストのエムレ・エリバル氏(7月16日)とアレキサンダー・マッジャー氏(7月20日)、フルート奏者のギュルシェン・タトゥ氏(8月1日)、ハープ奏者のシリン・パンジャルオール氏(8月9日)、ギタリストのデビッド・パブロビッチ氏(8月12日)、ヴァイオリニストのジハット・アシュクン氏(8月20日)、チェロ奏者のアレクサンダー・バイリー氏(8月26日)らはエクリシアの素晴らしい音響と温かい雰囲気の中で音楽愛好者達の前に姿をあらわす。

音楽祭の一環として開催されるエクリシア夏期音楽学校に参加し、アーティスト達と学ぶ若い音楽家の人々もコンサートを開くことになっている。

音楽祭ではエクリシアでのコンサートは無料で、毎回9時半から始まる。

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( 翻訳者:猪股怜香 )
( 記事ID:16823 )