歌手タルカンの祖父は、解放戦線の英雄だった?
2009年06月29日付 Radikal 紙


ポップスター、タルカンの祖父は祖国解放戦線の英雄だったという主張がされている。アレムダール号のアリー・ドゥルスン副艦長はタルカンの祖父であることが明らかになっている。

アレムダール号は、祖国解放戦線の際に戦争物資を運び、解放戦線唯一の海戦であるエレイリの戦いでも非装備船として任務にあたっていた。エレイリ県では7月3日から5日まで、第16回国際的愛と平和、友好、文化、芸術フェスティバルが催され、イベントの一環としてタルカンがコンサートを行う。そして、原寸大に復元され、博物館として改装された船には、そのタルカンの祖父の写真が展示される。
 
アレムダール号は、1959年以来使われていない。1964年、1980年に一般企業に売却され、1982年には解体する予定で下取りされた。しかし「ガズィー・アレムダー号補修・保護協会」の努力により、エレイリ鉄鋼工場の民営化を前に、アレムダール号の修理用に165トンの薄鉄板が寄贈され、その材料をつかって、県内の四つの造船所で修理が行われた。そして、昨年、アレムダール号博物館船として開館した。エレイリ市長のポスビュユク氏は以下のように述べた。

「歴史家たちは、アレムダール号の副艦長は歌手タルカンの祖父であることを明らかにしました。フェスティバルの行事の一環で7月5日に行われるタルカンのコンサートの前に、彼を船に乗せ、祖父の写真もそこに飾りたいと思っています。」

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( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:16826 )