米とイスラエル間で入植地問題をめぐる意見の相違が増大
2009年06月08日付 Al-Ahram 紙

■ ワシントンとテルアビブ間で入植地に関する意見の相違が増幅
■ イスラエルは入植地建設を継続、米高官 がネタニヤフの過ちに警告

2009年06月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ガザ、占領下エルサレム:通信各社】

入植地問題 に関し、アメリカ合衆国・イスラエル間の政治的意見の相違が増幅している。イスラエルのイェディオット・アハロノート紙は、「ヒラリー・クリントン米国務長官が出した明確な諸条件にもかかわらず、イスラエルは大規模入植地や分離壁に隣接するエルサレム近郊の住宅群建設を継続するだろう」とのイスラエル高官の発言を報じた。

カディマ党のツィピ・リヴニ党首は、「バラク・オバマ大統領政権の入植反対の立場には実際のところ、何ら新しい点はない」と述べつつも、二国家案を受け入れるいかなる政権も、パレスチナ側との協力のもと、 イスラエルの主権 下に大規模入植地を保持することは可能だとの考えを示した。

(後略)

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( 翻訳者:戸川詩織 )
( 記事ID:16834 )